足のむくみを感じませんか?(不妊整体鍼灸治療 尼崎 西宮)

2018年11月15日

むくみは、体の中の‟水分”(リンパ液や細胞まわりの水分など)が停滞するために起こる現象です。

健康な体なら‟水分”は血管やリンパ管を通り、全身を回っています。

リンパ管は、血管の間を通り最終的には大静脈という大きな血管に流れ込みます。

ところが、冷えがある方は血液の巡りが悪くなっているので、水分の巡りも悪くなっています。

体の水分がリンパ管や血液中から漏れ出して、細胞と細胞の間(細胞間脂質)に溜まってしまうと、それがむくみとなって現れるのです。

 

足のむくみは‟冷えのサイン”でもあり、妊活にとっても大敵です。

むくみは単に足がむくんでいるだけなく、妊活にとって大切な卵巣機能や子宮などお腹周りも冷えているサインなのです。

足は第二の心臓と言われるほど、巡りを高め動くことで体温を作り出すなど大切な役割があります。

妊活に運動が必要と言われるのも、血の巡りをよくして大切なお腹を冷やさないようにするためや、子宮・卵巣に栄養やホルモンを届けるためです。

 

むくみの解消には、冷え改善のライフスタイルが有効です。

心臓から離れた下半身は、冷えやむくみが出やすい部分です。ふくらはぎのストレッチやリンパマッサージなどを取り入れるとむくみも冷えも楽になります。

 

そして、血の巡りを良くするためにはお灸もおすすめです。

代表的なツボのひとつとして、足の三陰交というツボがあります。

お灸だけでなく指で押したり、ホットタオルや足湯などで温めるのもいいですよ。

 

☆足のツボ(三陰交)

 内くるぶしの上から膝に向かって、指4本分骨の上。