妊活と月経周期(尼崎 西宮 不妊鍼灸 妊活整体 kukuna)
2018年07月26日
子どもが欲しいけれどなかなか授かることが出来ない…。
どうにかして子供が欲しいと妊活を頑張っている方がkukunaには来院されています。
妊活をされている方の中には自分でタイミングをとったり専門のクリニックに行き人工授精、体外受精をされている方もおられます。
なんとか授かるために自分でも何かできる事があるのではないか?
と自分なりに色々勉強されている方も多いです。
治療することに受け身になるのではなく、自分からという姿勢素晴らしいと思いますし、意識を少し変えることでカラダにもいい影響を与えられるのではと思います。
しかし、残念なことに色んな情報があふれすぎてしまっているがために、間違った認識をされている方も多くなっています。
正しい認識、知識を持つことも妊娠、出産への近道となります。
そこで今回は、基礎的な事ですが『月経周期』についてお話したいと思います。
理想の月経周期は28日となります。
あなたは月経周期はどのくらいですか?
28日よりも長く35日以上50日くらいに長くなってしまっている方、あるいは23日ぐらいと短くなっている方もいるのではないでしょうか?
月経周期は月経期、卵胞期、排卵、黄体期に分けることができます。
排卵するまでが14日、その後黄体期が14日あって生理となります。
生理から排卵までの14日を低温期、黄体期の時期を高温期とわけることもできます。
この月経周期は、周期によっていろいろなホルモンが働いています。
まずは卵胞期、この時期は名前の通り卵を育てるための時期です。
FSH(卵胞刺激ホルモン)が卵胞に働きかけ1日約2ミリ成長させていきます。
そして卵胞から出るE2(エストラジオール、卵胞ホルモン)が子宮に作用し子宮内膜を増殖させ頚管粘液の分泌を増やし受精、着床にむけて準備を行います。
そして卵が約20ミリくらいになるころに排卵をむかえその後、黄体期(高温期)となります。
この時期にはP4(プロゲステロン 黄体ホルモン)が活発に働きます。
このホルモンは体温を上昇させ子宮内膜を維持するために働きます。
そえぞれのホルモンの状態などが良くないと月経周期も乱れ良い状態のカラダを維持することが出来ません。
次回以降、低温期のカラダの状態、高温期の理想のカラダなどもう少し詳しくお話して行きたいと思います。