不妊治療に対する想い

2021年04月13日

 

 

 初めまして、不妊鍼灸kukunaの院長を

 しております吉田です。

私達夫婦も4年の間妊活を経験しました。

わたし自身、妊活についての勉強を

ずっとして来ていたので知識もあるしすぐに子供はできるだろうと

安易に考えていました。

しかし現実はそんなに甘く無かったのです。

 

結婚をして1年が過ぎ2年半が経った

ある日の夜、妻がわたしの寝ている横で

泣いていました。

普段涙をなかなか見せない妻が泣いていたので

 泣き声ですぐに目が覚めました。

 そして様子を尋ねると真っ先に

 「ごめんね、子供が出来ないのは私のせいだ」と

 涙を流しながら私に誤り自分を責めていたのです。

 その瞬間私は自責の念にかられました。

 2人とも悪い所がなく妊活についての

 知識もあったので

「大丈夫、そのうちできるよ」という考えでいました。

もちろん軽んじて考えていた訳でもないし

 妊活に良いと言われる事もしっかりと

やっていたのでそういう想いになっていました。

しかし1番大切な妻の気持ちを

分かっていませんでした。

妻は不安な気持ちや焦り、

自分自身の無価値感などを私に心配をかけまいと

1人で抱え込んでいた事を

その時初めて気づいたのです。

 

そこから知識だけでなく

より大切なものがあると分かり

もう1度体質改善の為の食事や運動生活習慣を

見直し半年が過ぎた頃、私達の元に

赤ちゃんが来てくれました。

その時は本当に嬉しく飛び上がって喜びました。

そして健診も順調に進み、9週目を迎えそろそろ

安定期が近づいて来た検診の時

「心音が聞こえません…」と、

一瞬何を言われたか分からず

もう一度聞き直しましたが

「心音が確認出来ず流産です」と言われ

理解することが出来ました。

一気に天国から地獄に落された気分になりましたが

自分よりも妻の方が心配になりました。

妻がどれだけ努力をして頑張って来たかを

1番近くで見ていたので妻の気持ちを考えると

何と声をかけて良いか分からず、

ただ手を握る事しか出来ませんでした。

それから何度も涙を流し眠れない夜を過ごしました。

今思えばその期間が2人の絆を

強くしたように思います。

そこから1ヶ月が過ぎた頃妻も少しづつ
元気を取り戻し、また2人で頑張っていこうと

前向きな気持ちになり私は以前妊活の知識を

学ばせて頂いた粟木原先生の元にもう1度

お世話になる事を決めました。

粟木原先生は神奈川県を中心に妊活専門の

治療院を何院もされている先生で

不妊鍼灸の分野で日本一と言われている先生です。

粟木原先生の元で学ばせて頂き

自分自身をアップデートしていく中で

知識はもちろんですがそれ以外の気持ちの面も

充実していくことが出来ました。

それから半年が過ぎた頃もう一度

妊娠反応が出ました。

お互いに前回の事があったので慎重な気持ちに

なりながら検診にいく日々が続いていました。

そして不安な気持ちに押しつぶされそうに

なりながら前回と同じ9週目の検診の時先生から

「心音が確認できました」その言葉を聞いた瞬間に

安堵の気持ちと嬉しさでいっぱいになりました。

そして病院の帰り道、妻からの「ありがとう」の

言葉を聞いた時、涙を止める事が出来ませんでした。

妻の言葉が「ごめんね」から「ありがとう」に

変わった瞬間の喜びは今でも忘れる事が出来ません。

私は同じような思いをされた方に寄り添い

行き先が見えずに不安な日々を過ごしている

方達の道標になりたいという気持ちが

更に大きくなり妊活サポートをより充実させる為に

日々精進しております。

 

私達はあなたの「パパ、ママになりたい」

気持ちを全力でサポートします。

”その先にある未来を笑顔で一緒に迎えたい”

その想いでお待ちしております。