『糖質制限』はダイエットだけではない!!(妊活 不妊鍼灸 不妊整体 尼崎 西宮)
2019年04月8日
みなさん、『糖質制限』という言葉は聞いたことはありますか?
妊娠しやすい体質になるためには、日頃の食習慣が大きく影響してきます。
『糖質制限』という食習慣の言葉は当初、主にダイエットの分野を中心に広まりました。
実際に甘い飲み物やデザート類、ご飯(米)、パン、麺などの炭水化物である主食を抜くだけで、短期間に何キロものダイエットに成功した方も多いと思います。
実はこの『糖質制限』は妊娠のためにも有効なのです。
糖質制限のメリットに『糖化』を防ぐ効果があります。
糖化とは、タンパク質が糖と結合して変性してしまうことです。
これは、血糖値が140~160㎎/dl以上になると起こると言われ、タンパク質が焦げてしまうイメージです。卵子もタンパク質でできているからです。
卵子が糖化してしまうと、糖化は老化と意味しますので卵子の質に直結します。
実際に体内で糖化が進むと、卵巣機能の低下や体外受精の成績が低下してしまうということがあるみたいです。
糖化を防ぐためにも血糖値を必要以上に上げない食事を心がけましょう。
糖類を使った飲み物やデザートは極力摂らず、できれば炭水化物の主食もおかずを全部食べた後になるべく少量にすることをおすすめします。
また、果物に含まれる果糖はブドウ糖(炭水化物など)以上に糖化を促すので、できるだけ控えるようにしましょう。
しかし、やみくもに糖質制限をすることは要注意です!
過度なカロリーコントロールは妊娠を遠ざけてしまいます。
糖質制限を始めた人によくみられがちなのが、糖質制限に夢中になり過ぎて摂取カロリーがどんどん減ってしまい痩せすぎて反対に妊娠しにくい身体になってしまいます。
大切なのは糖質の摂り過ぎに注意しながら、タンパク質や質の良い脂質をしっかり摂ることです。
糖質を限りなく減らすことよりも『血糖値を急激に上げない食事をする』ことを意識する!!
これを忘れずに食事をしましょう。
ちょっとした努力が妊娠への近道になるかもしれません。
少しでも気になることがあれば、いつでもご相談下さい。
妊娠に向けての手助けは全力でさせていただきます。
一緒に頑張りましょう!!